読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

男と女…

2年前の3月
私は彼と出会った。
始めは、親同士が知り合いで、彼のお父さんがケガをしたので病院まで乗せて行ってもらいたいと、彼のお母さんから連絡。
ちょうど仕事の帰りに、実家にいたので、家も近かったので、乗せて行ったのが始まり…
そこで彼と初対面になる。
お父さんを迎えに行き、玄関から彼も出てきて挨拶。
『お姉ちゃん、頼むね』。
まさか、息子さんだとは知らず、この人居るのに何でこの人が送って行かないの?
と、少し不思議だったが…

よおかあの話を聞くと、東京からこっちに出てきたんだ。
嫁と離婚したいって、東京にはもう戻らないって言ってるんだ。
と…
私はその時は彼の事をなんとも思っていなく、私の母親が、遊びに行くのに乗せて行った時には、また居たので、こんにちは。と軽く挨拶。
電話番号を教えてもらっていたが、一度もかけた事はなかった。
そんな顔を合わせる事が2、3回続き、彼が部屋を見つけたので、私の家のテーブルをあげたら、お礼にごはん食べに行こうよと。
子供達も、親も連れて。

ごはんを食べに行き、ご馳走になったので、帰ってから、彼にメールを送った。
『今日は、ごちそうさまでした!』と。

そしたら、まさかメールが来るとは思わなかったと、その日の夜は何度かメールをして、次の日、子供達の試合があるから、見に行きたいと…近くだったから是非来て下さいと連絡を返した。
彼は来た(笑)

その日、私は彼の部屋の物を見に、子供達の試合の空き時間を見て買い物に2人で行き、夕方からは子供達も連れて買い物、夜はみんなでごはんを食べに行った。

その次の日も、毎日メールをする様になり、彼の友達に会わせてくれたり、とにかく毎日会う様になっていた。
彼の事を好きになっていたんだろう。

ある日の夜、少し子供達を留守番させて、どうしても会わせたい人がいるとの事で、会う事になり、彼の親友に会って来た。
その帰り、彼はお酒も入っていたので、少し休んで行くと、家に来た。
私は何かを感じていた事があった。
シャワーに入る時に、ふざけてドアを開けたしゅんかん…私の勘は的中。
背中には入墨。
それでも私には関係無かった。

好きだった。
彼の事が。

その日、私達は結ばれた。

彼は、本当はまだしばらくはやりたくなかった…と。
どうして?
と、聞くと、歳が離れていて、凄く可愛くて、凄く大事にしてあげたかったから。
と、言ってくれた。
素直に嬉しかった。
その次の日、彼から
『俺はお前が好きだ、好きだから、子供達もお前も守っていきたい。大変なのはわかってる。それでもお前達を守っていきたい』
と、メールが来た。
50歳の男が(笑)
素直に嬉しかった。

その日、夜、家にごはんを食べに来て、そのまま次の日は仕事。
すぐに一緒に住む様になった。

一緒に住み始めるようになって3日位がたった時、彼から大事な話がある。と言われた。

実は
・3月に刑務所から出てきたばっかりだった事
薬物使用で。

・東京の嫁とは、刑務所の中にいる時から離婚のはなしになっているけど、なかなか離婚届けを出してくれない

・捕まる前まで、嫁とは別に若い彼女がいた(嫁とは仮面夫婦で、彼女の事も公認)
彼女とも刑務所にいた時から、全く音信不通になり、今は何もない。

・刑務所から出てきてから、出会い系で何人かと性行為をした。

薬物、嫁、愛人、女…

普通の人なら、考える、、
いや、別れているだろう。
でも私は違った。

彼の、もう二度と薬物には手を出さないし、絶対に浮気もしない。
嫁とはまた近いうちに連絡をして、離婚届けを出す様に言うから。
出会い系もお前がいれば必要ないから。
この言葉を信じた。

そして5月。
付き合い始めてすぐに、子供が出来た。
2人とも子供が欲しくて望んだ妊娠。
嬉しかった。

もう少ししたら籍入れようかと話していた矢先。

とんでも無いものを目にする事になる。

朝、お弁当を作って、カバンに入れようと開けたら、封筒が入っていた。
お弁当を入れるのに、一度手に持ったが、何か入っていて、見てはいけないと思いながらも、中を見てしまった。

注射器…
そして小さな袋に粉…

産まれて始めて見た…
テレビなんかでは見た事はあっても、本物は見た事がない…
動揺と震えが治らず、涙が出て来た。
まだ寝ている彼をたたき起こし、問いただす。

彼は逆ギレ。
人の物勝手に見るなと。
見たんじゃない、毎日お弁当入れるのにカバンを開けたら入っていた。と、、、

その日彼は仕事を休んだ。
彼のお母さんにも来てもらい、話をしたが、彼は貰った人に返しに行くと、出て行った。

きっと使ったんだろうな…と。

それからというもの、何度も何度も同じ事があり、私は妊娠しながら、その事ばかり考える様になった。

いつやめてくれるのか、子供が産まれたらやめてくれるか、どうやったらやめられるんだろとか。そんなことばかり考えて、自分も仕事に行かなきゃならない、子供達もいる、精神的に疲れて来ていた。

部屋、車、ジャンバーのポケット、色んな所から注射器や、血の付いたティッシュ、パケ、何十回もあった。

続きはまた今度( ´ ▽ ` )ノ